・「在宅勤務の人はずるい!真面目に出社している自分がバカみたい」
・「在宅勤務は、なぜずるい?」
・「在宅勤務の人がずるいから、何かしらアクションを起こしたい」
と思っている人に向けて、
在宅勤務が「ずるい」と思うよくある原因、具体的な解決法を紹介します。
あわせて、サボりが会社にバレた場合の処罰も紹介するので、参考にしてください。
もくじ
在宅勤務が「ずるい」と思うよくある原因3つ
① ぶっちゃけサボってるんじゃないか?
在宅勤務を始めてから、「連絡が返ってくるのが遅くなった」「成果物がなかなか上がってこない」というようなことがあれば、サボりを疑うこともあるでしょう。
では、どのぐらいの人がサボっているのでしょうか?
マイナビニュースが会員181人にアンケートを実施したところ、「テレワーク中にサボったことがある」と答えた人は7割以上という結果に。
サボった経験があるだけで、いつでもサボってる訳ではないはずですが、サボりやすい環境にいるということは間違いありません。
② 通勤の時間がかからない
日本全国の平均通勤時間は、往復1時間19分(総務省統計局の社会生活基本調査)。
1日にこれだけ自由な時間が増えれば、近所のレストランで食事したり、趣味の時間に充てたりできますので、ずるいと思うのも仕方ないでしょう。
③ 人間関係のストレスが減る
在宅勤務では、直接的なやり取りが減るので、ストレスが溜まりやすい特定の同僚や上司と、距離を置くことができます。
毎年、退職理由のランキング上位にある「人間関係」から離れられる上に、自分の意思で距離を置くのではなく、会社の制度で在宅勤務をしているので、咎められることもありません。
出社組からしてみれば、羨ましいです。
ずるいと思った時の具体的な解決法
「ずるい!」と思っていて、どうにか解決したいのであれば、下記3つの方法が有効です。
- 周りの環境を変える
- 自分の環境を変える
- 自分の考え方を変える
解説します。
① 周りの環境を変える:会社の体制を変えるように働きかける
管理ツールを導入して見える化することで、サボれないようにすることができます。
会社の経営陣も「在宅勤務をしている従業員が、サボっているかもしれない」と考えているはずですし、対策を考えなければならないと思っているはず。
なので、ツールの導入を提案したら、むしろ喜ばれるかもしれません。
代表的なツールを簡単に紹介しておきます。
タイムカードで物理的に打刻していた勤怠管理を、在宅勤務に合わせてオンライン化する必要があります。
というのも、従業員がオフィスに出社してタイムカードを押して記録が残るわけではないので、純粋に働いた時間を算出しづらいからです。そのため時間管理の体制が整わないままテレワークを導入すると、実際の勤務時間が測れなくなってしまいます。
Web会議ツールでビデオ通話を通して、顔を見て話すことで、仕事に対する取り組み方を見ることができます。
対面のコミュニケーションほどの精度はありませんが、テレワークを取り入れている会社であれば、絶対に導入しておくべきツール。
例: Zoom、Google Meet
社内コミュニケーションを主な目的としており、対面やメールなどが手段として主流でしたが、メールよりも気軽に会話ができたり、テーマごとにグループを作成できるなどのメリットから、近年、導入する企業が増えています。
③ 自分の環境を変える:自分も在宅勤務に
会社の体制を変えるよりも、自分の環境を変える方が手っ取り早いです。
新型コロナウィルスの影響もあり、テレワークを導入している企業は年々増えているので、転職のハードルも下がってきています。
とはいえ、いきなり転職も勇気がいるので、副業から始めてみるのも良いかもしれません。
【未経験OK】リモート副業の始め方 | 夢の在宅ワークはエンジニアだけじゃない② 自分の考え方を変える:羨むことをやめる
精神論なので自分次第になりますが、「ずるい」「妬ましい」「羨ましい」と思うことは、モチベーションになる時もあれば、ストレスの原因になる時も。
「人は人、自分は自分」と切り替えて、案外どうでもよくなってしまった方が、ラクな時もあります。
在宅勤務をサボったらどんな処罰がある?
労働時間とは「使用者の指揮命令下に置かれている時間のことをいい、使用者の明示又は黙示の指示により労働者が業務に従事する時間」とされています。
したがって「サボった時間」は労働時間ではありませんので、給与支給後に発覚した場合は、会社はサボり時間分の給与の払い戻しを求めることができます。
また、労働者は労働契約に付随して「使用者の指揮命令に従い、その職務に専念する義務(職務専念義務)」があるので、業務時間中にサボると職務専念義務違反となり、懲戒処分の対象になる場合も。
また、テレワーク中にサボったことがある人のうち、約3割が「サボったことが上司や同僚に発覚した」と回答しています。
サボりは、それだけリスクが高いのです。
さいごに:ずるいと思っているだけでは消耗する
毎月1,000回以上【在宅勤務 ずるい】【テレワーク ずるい】とGoogleで検索されているので、あなたと同じく「在宅勤務はずるい!」と思っている人は、たくさんいます。
それでも解決しようと行動する人は、ほんの一部でしょう。
思っているだけでは環境は変わりません。環境を変えるか、考え方を変えるか。行動あるのみです。
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